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チッキショーッ

プロローグ

第18回香川県マスターズ打ち上げのカラオケ中に、ノックの音と共に入ってきた祐子先生。
ハイッと渡されたベストスイマーズ賞のずっしりと重いメダル・・・・・。

25Mバタ、 50Mバタで自己新 大会新を出して ベストスイマーズ賞、受賞。目標であり今回思い描いていたシナリオでもあるが、うれしさは思い描いていた以上だ。

仲間の一人から、学生時代水泳選手だったんですか?と言われてふと思い出す。
32歳の初夏、水泳への最初の一歩を踏み出したあの時の事を
僕のスイマーとしての エピソード 1を

カナヅチからの脱出

T. 黎明 編

泳げるようになりたい!一念発起でジャパンに入ったものの、プールに降りていく勇気が中々出ず、
筋トレやエアロバイクでお茶を濁しつつ、早半月敷居が高いんだよね、泳げない者にとってプールは。
とぼやいてみても始まらない。

これではいかんと、勇気を振り絞って当時三木のスイミングの担当だった丸橋コーチにお願いしに行くと、開口一番

「ちょっと泳いでみてもらえませんか?」
「はぁ、いや全然泳げないんですけど。」
「ちょっと確認したいんで、お願いします。」
「エッ!でも・・・・・・・」
「お願いしますっ。」

丸橋コーチの視線に背中を押されてじゃあ〜と言う事でバシャバシャと
テレビで見たクロールを思い浮かべながらこんな感じだっけと水をかき分けてる・・・つもりでいると丸橋コーチの声が
「あぁもう良いですよ、判りました。全然泳げないんですね。」・・・・・・・・

この瞬間っ!
ジャパン スイミングコーチによる ジャパン公式認定 カナヅチとして公私共に認められる存在となったのであった。
だから泳げないって言ったのにぃ〜。
で、めでたく?ビート板を持っての面かぶりキックからスイマーへの道は開かれたのであった。

チャンチャチャチャンチャチャンチャン
デートで海に行ってボートに一緒に乗ろうって誘ったら、保険で浮き輪も借りといて〜
チッキショーッ! 小梅太夫か? そんな思い出ともオサラバダ!! 実話か?!

それから紆余曲折、いろんなエピソードを積み重ねつつやってきた訳なんだけど、
それらについては、また機会があれば書いてみたいです。

最後にお世話になった方々に一言づつ
丸橋コーチ、いつも感謝してます。貴方に播いて貰った種は
今も、あっちゃこっちゃにぶつかりながらも何とか成長を続けております。

祐子先生今後とも宜しくお願いします。厳しい愛(サド心)を練習メニューからいつも感じております。
ナオトコーチ、気付いた点はビシビシ指摘してちょ。目からウロコがポロっとね。
いつも良い刺激を貰っている渡辺さん、いつまでもライバルでいてください。

でも酔っ払ってる時の君はこの限りではないぞっと。
いつも良い雰囲気を醸し出してくれている河童のみんな、どうか何時までもこのままで。
振り返ってみると僕は、いつもみんなに甘えてばかりです。
ジャパンこそ僕にとっての Passion lives here です。

エピローグ

50Mバタで大差で負けて(45+と混泳だった為)、悔しさに唇をかみ締めて、
自己新の
自分のタイムを睨みつける。(このままでは終わンないぞ〜っ)と心が叫ンでる。

オイオイ(大人気ないぞ)と苦笑する反面、こうでなきゃと嬉しくもある。

この悔しさがある限りは、まだ 前へ行ける。まだまだ変われる、進化できる、と思うから。

課題が見えてくる、練習方法を考えなきゃあと思いを巡らせ始める。

そう お楽しみはこれからだ!


 

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